EMD

Light iEMD

EMD は、フィンエアー便で有料の SSR（前払いの座席や手荷物*など）が販売されているものの、Eチケットが別の航空会社の在庫に基づき発行されている場合であっても、発行することが可能です。これは、当該便がフィンエアーの自社便（フィンエアーが販売および運航する便）である場合に、1A 旅行代理店で行うことができます。 

SSR の料金設定および発行は、通常の処理に従って行われます。AY EMD には OAL のEチケットクーポンとの関連が表示されますが、OAL のEチケットには関連情報は表示されません。 

他の航空会社が販売し、フィンエアーが運航するコードシェア便では、フィンエアー代理店ヘルプデスクに電話することで付随サービスを販売できます。 

**2社以上の航空会社間で、ストップオーバーなしの直行便がある場合、Light iEMD として先払いの手荷物（SSR PDBG）を発行することはできません。複数の航空会社を含む旅程において、手荷物が手荷物許容量を超える場合は、空港にてお支払いいただけます。

EMD タイプに応じた有料サービスの予約方法 

EMD の発行対象としたい有料サービスを予約するには、フライトセグメントに関連付けられている EMD（EMD-A）の場合は特別サービスリクエスト（SSR）項目を、フライトセグメントに関連付けられていない EMD（EMD-S）の場合は手動補助項目（SVC）を、PNR に入力できます。

• SSR 項目を使用する場合
  フライトセグメントに関連付けられている特別サービス（超過手荷物、スポーツ用品、客室に持ち込むペットなど）を予約する場合は、特別サービスリクエスト（SSR）項目を使用できます。SSR 項目に基づいて EMD-A を発行するには、事前にサービスを確定しておく必要があります。
   
• SVC 項目を使用する場合
  フライトセグメントに関連付ける必要のないスタンドアロンサービスの場合は、PNR に補助項目を入力します。 
  NDC では、利用可能なサービスはカタログから選択できます。 
  Edifact 予約では、このタイプの補助サービス項目は、NN アクションコードを指定して入力する必要があります。この項目を関連付けられる搭乗者は1名のみです。また、都市の組み合わせを明記する必要があります。

RFIC/RFISC とは 

RFIC とは、Reason-For-Issuanceコードです。EMD が所属するサービスグループを規定します。RFIC は、IATA基準に準拠しています。RFIC には、複数のReason-For-Issuanceサブコード（RFISC）を盛り込むことができます。RFISC は航空会社によって異なります。 

EMD 料金設定記録を作成すると、RFIC、RFISC およびそれぞれの説明が EMD TSM に自動入力されます。 

変更手数料（EMD-S）：D/993 SVC PENF 
氏名変更手数料（EMD-S）：D/115 SVC NAME 
氏名訂正手数料（EMD-S）：D/225 SVC NACO 
団体予約金（EMD-S）：D/997 SVC DEPO 
払い戻し可能残高の残存価格（EMD-S）：D/996 SVC RSVR 
団体分割料金（EMD-S）：D/0L6 SVC SPLT 
団体取消手数料（EMD-S）：D/995 SVC CANC 
団体チェックインデスク（EMD-S）：E/GCK SVC GCKI 
前払い手荷物（EMD-A）：C/0AA SSR PDBG 
有料座席（EMD-A）：A/0B5 SSR RQST 
武器取扱手数料（EMD-A）：D/0ED SSR WEAP 
自転車（EMD-A）：C/ 0HY SSR BIKE 
貨物室預かりの動物（EMD-A）：C/0BS SSR AVIH 
客室に持ち込むペット（EMD-A）：C/0BT SSR PETC