乳幼児用バシネット

0~2歳のお子様は乳幼児と見なされ、通常は親の膝に乗ってご旅行いただきます。乳幼児がチャイルドシート(CRD)のない自分用の座席を使用する場合、離陸、着陸、揺れの可能性がある間は、大人の膝の上に座らせる必要があります。

生後2日の健康な新生児であれば、すべてのフィンエアーのフライトで制限なくご旅行いただけます。 

長距離便のビジネスクラスは座席にエアバッグを装備しているため、乳幼児専用の座席は予約できません。A350/A330 型機で運航する短距離便も同様です。 

大人1名が乳幼児2名と旅行できるのは、乳幼児の1人が小児運賃航空券を持ち、当該乳幼児が自分の座席で CRD を使用する場合に限られます。 

1列につき追加の酸素マスクが1つしかないため、2人の大人がそれぞれ乳幼児をお連れの場合は同じ列の座席に着席できません。

 説明NDC による予約手順Edifact による予約手順
乳幼児(INF)をお連れの大人の座席の予約フライト単位で搭乗できる乳幼児の最大数は、機内に用意された乳幼児用救命胴衣と乳幼児用ベルトの数により制限されています。乳幼児が非常口のある列の座席やエアバッグのシートベルトが付いた座席に座ることはできません。
  • 乳幼児の予約には、追加搭乗者にそれぞれの搭乗者タイプ - INF を加えてください。 
  • 該当欄に乳幼児の生年月日を入力します
  • 乳幼児価格が自動的に返されます 
  • 乳幼児は自動的に、予約の最初に来る大人に関連付けられます。
  • 搭乗者タイプを INF に指定して座席なしで乳幼児のフライトを予約します。 
  • 乳幼児の生年月日を旅客タイプ項目に入力します(例:INF/10AUG19)。NM1JOHNSON/BABY(INF/10AUG19) 
  • INF の予約には乳幼児運賃が適用されます。
バシネットフィンエアーでは、すべての長距離便にバシネットをご用意しています。フィンエアーのワイドボディー機では、(搭乗者タイプが乳幼児のお客様と一緒に)適切な大人用座席が予約されている場合に限り、機内で自動的にバシネットが割り当てられます。バシネットの内寸は70 x 30 x 20cmです。体重が9kgまでの乳幼児は、バシネットをご利用いただけます。乳幼児をお連れのお客様は、ご予約時に座席の選択段階でお選びいただくことも、ご予約後に座席を追加することもできます。
  • シートマップで空席状況(シートマップの「C」表示)を確認してください。 
  • 座席を予約して、EMD で料金を課金します。 

ご注意!SR BSCT は現在使用されていません。

乳幼児の個別の座席(INS)の購入

乳幼児用の座席予約は可能ですが、離陸時と着陸時は、特殊なシートベルトを使用してお子様を大人の膝の上に乗せるか、チャイルドシートに座らせる必要があります(機内座席への固定が必要)。 

長距離便のビジネスクラスは座席にエアバッグを装備しているため、INS は予約できません。AA350/A330 型航空機で短距離便を運航する場合も同様です。

搭乗者タイプ、INS は、現在NDCチャンネルでは使用できません。 

予約については、代理店ヘルプデスクにお問い合わせください。

  • 乳幼児の座席を旅客タイプINS で予約します。乳幼児の生年月日を旅客タイプ項目に入力します(例:INS/10AUG19)。NM1JOHNSON/BABY(INS/10AUG19) 
  • 「SRINFTYYNN1-INFANT OCCUPYING SEAT 15JAN19/P1」と追加します。 
  • INSの予約には小児運賃が適用されます。
チャイルドシート(CRD)のご利用についてフィンエアーでは、フィンエアーまたは Norra が運航するすべてのフライトでチャイルドシート(CRD)をご利用いただけます。フィンエアー便で使用が認められているチャイルドシートは、次表に示された基準のうち1つ以上を満たしている必要があります。NDC チャンネルを介して予約に SR OTHS を追加することはできません。乳幼児の予約作成後、代理店ヘルプデスクに連絡し、ブランド名、モデルおよび予約に対して CRD が準じる基準を追加するようリクエストしてください。
  • ブランド名とモデルとともに SR OTHS と入力し、CRD がどの規格に準拠しているのか入力します。SR OTHS は CRD を使用する乳幼児に関連付け、自由形式のテキストは「CRD」で始まる必要があります。また、数量を示す NN1 を申請に含める必要があります。例:SR OTHS AY NN1-CRD BRITAX ELITE ECE 44 REV.03/P2 
  • 非常口のある列の座席および非常口のある列の前後の列の座席では、CRD をご利用いただけません。
往路は乳幼児で復路は小児の場合

国際航空規則の規定により、2歳のお子様には必ず予約座席を用意しなければなりません。乳幼児が旅行中に2歳になる場合、旅程全体に小児運賃が適用されます。この場合、お子様がまだ2歳になっていなくても、往路便でも座席を予約しなければなりません。

本ガイドラインはフィンエアーまたは Norra が運航し販売するフライトに関するものであり、その内容は航空会社によって異なります。経路に他の航空会社が関わっている場合は、その航空会社の手続きをご確認ください。

  • お子様の予約には、追加搭乗者にそれぞれの搭乗者タイプ - CHD を加えてください。
  • 該当欄にお子様の生年月日を入力します 
  • 小児価格が自動的に返されます
  • 搭乗者タイプ、CHD の小児運賃を予約します。
  • OS項目の追加:OSAY INF OUTBOUND CHD INBOUND DOB DDMMYYYY/P1
後で予約に乳幼児を追加する予約作成後に、乳幼児を予約に追加することもできます。NDC では、一旦予約が作成されると、乳幼児を予約に追加することはできません。代理店ヘルプデスクに連絡すれば、乳幼児を追加できます。乳幼児の氏名を大人の氏名項目に追加します。Amadeus における事例:
1/INF/MIKE/15JAN19、姓が異なる場合は、1/INFSMITH/MIKE/15JAN19。詳しい情報については、代理店ヘルプデスクにお問い合わせください。
乳幼児が片道のみ利用する場合乳幼児が往路便または復路便のみを利用し、大人が往復航空券を所持している場合。当面の間、NDC を介して予約する場合、予約に含まれるすべての搭乗者は同じ経路をたどる必要があります。
大人が往復便、乳幼児が片道で旅行する場合は、大人の予約を作成し、それから代理店ヘルプデスクに連絡して乳幼児を追加します。
  • 大人は通常、往復運賃で計算します。 
  • 乳幼児は片道運賃で計算します。

 

フィンエアー便のチャイルドシート(CRD)基準

フィンエアーのフライトでの使用が認められているチャイルドシートは、次の基準のうち1つ以上を満たしている必要があります。 

  • 航空機用対幼児安全装置(ACSD)に関する欧州技術規格規則(European Technical Standard Order)ETSO-C100c に準拠し、航空機での使用が承認されているチャイルドシート。 
  • 型式証明(Type Certificate)または付属型式証明(Supplemental Type Certificate)を取得し、EASA から承認済みのチャイルドシート。 
  • 次にあげた技術規格に基づき、自動車での使用を承認されているチャイルドシート。
    • UN Standard ECE R44-04(または03)または ECE R129。それぞれ「ECE R」表示ラベルを貼られたもの。チャイルドシートは、技術基準に基づいて航空機での使用が認められている必要があります。 
    • ドイツの「Qualification Procedure for Child Restraint Systems for Use in Aircraft」(TÜV/958-01/2001)を取得した「For Use in Aircraft」(航空機内使用向け)ラベルの貼られたチャイルドシート。 
    • または 
    • その他、所轄官庁が認める技術基準に準拠するチャイルドシート。チャイルドシートは、航空機内使用適格表示が必要です。
  • カナダの CMVSS 213/213.1 に基づき、自動車および航空機内での使用が承認されたチャイルドシートで、それぞれの認証ラベルの貼られたチャイルドシート。 
  • 米国の FMVSS No 213 に基づき、自動車および航空機内での使用が承認され、下記の2文を記載した1つまたは2つのラベルの貼られたチャイルドシート。
    • 「THIS CHILD RESTRAINT SYSTEM CONFORMS TO ALL APPLICABLE FEDERAL MOTOR VEHICLE SAFETY STANDARDS」 
    • (赤い文字で)「THIS RESTRAINT IS CERTIFIED FOR USE IN MOTOR VEHICLES AND AIRCRAFT」
  • オーストラリア/ニュージーランドの技術規格AS/NZS 1754:2013 に基づき、自動車および航空機内での使用が承認され、緑色の部分に「For Use in Aircraft」と表示したラベルの貼られたチャイルドシート。 
  • 上記の技術規格と同等の技術規格に従って製造およびテストされたチャイルドシート。座席機器は、資格認定組織の名前とチャイルドシートに関する資格制度を特定する認識番号を示す認定標識を付けている必要があります。当該認定組織は、所轄官庁が承認する適格かつ独立した組織でなければなりません。